名大では英語でのG30国際プログラムが一般日本語カリキュラムと平行に実施されており、G30卒業生がOxfordやMITに進学するような質の高い教育を誇っています。
これら英語による講義を制度的には受講が可能であるにも関わらず、一般日本人学生によって殆ど利用されていません。
そこで大学支援による実験的なプロジェクトとして、 G30国際プログラムの講義受講を希望する日本人学生のサポート体制を検討することが決まり、2018年秋学期から試験運用されます。

Nagoya University has a successful G30 international program in which international students are instructed in English. The purpose of the NU-EMI project is to encourage regular Japanese students to take G30 English-taught lectures by supporting them with tutors, study sessions, and video recordings of lectures. The long term goal of the project is to have more Japanese students successfully applying to top-level graduate schools abroad.

 

   

プロジェクトの背景と目的

  • 名大のG30国際プログラムは高い教育レベルを誇る

  • しかし、一般日本学生の受講は殆どない

  • 英語での受講を3つの方法でサポートし、履修を促す

  • 名大生の留学と名大の国際化を推進

長期目標

一般日本学生を海外のトップレベルの大学院に進学させる。

(海外進学のサポートも検討中、Know-how有り)

プロジェクト参加の利点

01:英語力向上

英語検定に合格しただけでは英語圏の大学の講義にはついてゆけない可能性が高い

02:海外の講義スタイル経験

Interactiveな講義、Discussion主体の講義にも慣れておくことで現地での時間を無駄にしない

03:国際交流

行く前から英語でのコミュニケーション能力を磨き、留学生同士で固まるパターンを回避する

04:専門英語の取得

将来の研究や仕事に役立つ英語を身につける

05:帰国後の英語力の維持

留学で到達したレベルを低下させない

06:留学の代替手段

断念した人も、留学した場合に近い能力を取得

プロジェクトの課題

  • 新しい試みでサポート方法がまだ最適化されていない
  • 希望者全員をサポートできると限らない

プロジェクトの課題

  1. 01

    留学生が1対1でG30英語講義の内容を個別指導

  2. 02

    留学生や教員とG30英語講義の理解を深めるためのグループ学習

  3. 03

    セミナーや相談窓口で手厚くサポート

現在の受講生が答えています
数字で見るNU-EMI

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    英語力が
    向上した

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    国際性・
    国際意識向上

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    留学準備に
    役立った

NU-EMI受講生からのメッセージ

1年間続けたことで、着実に英語力は伸びた と思います。

忙しくても受ける価値はあります。 私は長期留学を諦めたのですが、まるで現地の大学にいるようでした!

英語を使う機会が全くないのと週1度でもあるのは大きく違うと思います。 授業を受けて理解することはそんなに簡単ではないですが、頑張れば何とかなります。

日本人の講義とは全く違うので視点が変わります。 特に留学を考えている人は是非取ってみるといい。

素晴らしい制度です。 来年度以降も継続して受講したいです。

留学したくても費用や時間の面で制約があるとしても、G30の授業は 海外の授業のような雰囲気なので国内にいながらも留学できる感覚でいられる。

国際交流に興味がある人でもG30の学生と関わるチャンスなので授業を通して 視野を広げられるはずです。

先生や留学生がサポートしてくれるので、 チャレンジしてみたい気持ちがあればぜひ参加してみてください。