「NU-EMI体験談」経済学部2年 加藤さん

みなさま、こんにちは。

11月になり、紅葉と青空が美しい季節ですね。いかがお過ごしでしょうか。

今日は、NU-EMI受講生に体験談を書いていただきましたので、ご紹介します。加藤さんには、秋学期のNU-EMIの受講説明会でもお話しいただきました。どのようなステップで、NU-EMIを利用して、留学につなげるか、というヒントにもなると思いますよ。

----------------------------------

NU-EMI体験談

経済学部2年  加藤

 

私は2022年の春学期に、髙木ひとみ先生のExploration of Japan: From the Outside looking Inside(留学生と日本)という全学教養科目を受講しました。そして、この科目を受講するにあたり、NU-EMIのチューター制度を活用させていただいたので、「そもそもなぜこの講義を受講したのか?」「どんな講義だったのか?」「チューター制度とは一体どんな制度なのか?」「受講した講義・チューター制度がどのように役立ったのか?」の4つの観点から体験談を書いていこうと思います!

 

Q:そもそもなぜこの講義を受講したのか?

A:私はもともと英語や海外の人との交流が好きで、大学が提供する英語の授業だけでは物足りず、定期的に留学生と交流でき、英語を話せるような機会を求めていました。そのため、1年次には「Studium Genrale」というG30講義を受講し、週に1回90分間英語でディスカッションをする時間を確保していました。そして、2年次にも何かG30の講義を受講して、名大の留学生と英語で話す機会がほしいなと思ったのが受講のきっかけです。

 

Q:「Exploration of Japan: From the Outside looking Insideはどんな講義だったのか?

A:留学生約20名、日本人学生約10名が受講していて、基本的に異文化理解という観点から、留学生とともに日本の文化について学ぶという内容でした。講義後半では、グループに分かれ、日本文化に関するディスカッションを重ね、最終的にはプレゼンを行いました。講義テーマが日本文化だったので、比較的易しめの参加しやすい講義だったなと思います!ただ、個人的に大変だと感じたことは、グループワークでの役割分担と進捗管理です。日本人のみのグループワークのときとは異なり、リーダーシップの取り方が留学生によって違ったので、どのように進めていこうか悩むことがありましたが、そういった違いを実際に感じ、その違いを乗り越えるという経験ができたという点では、講義を受講した意義があったかなと感じています。

 

Q:チューター制度とは一体どんな制度なのか?

A:名大の留学生がチューターとして、11で英語のサポートをしてくれるという制度です。私の場合は、モンゴル出身の方がチューターとしてついてくださり、週に1回名大のカフェに集合して、「講義ではどんなことをしたのか」「講義のなかで何か困っていることはあるか」といった講義に関する話であったり、「モンゴルにはどんな文化があるのか」「夏休みは何をする予定か」といった雑談であったり、友達感覚で毎週会話をしていました。今までなかなか留学生の方と長時間話せる機会がなかったので、とても新鮮で楽しい時間を過ごすことができました!

 

Q:受講した講義・チューター制度がどのように役立ったのか?

A:私は講義受講後に、海外留学室が提供している短期留学に申し込みをし、夏休みに2週間オランダに渡航をしました。短期留学中にオランダの大学でディスカッションをすることが何度かありましたが、事前にG30の講義を受講し、留学生と積極的に交流していたため、現地の生徒の英語力に圧倒されながらも、変に消極的な態度をとることなく、現地の生徒との交流ができたと感じています。これは、チューター制度で、毎週一定の時間、チューターさんと英語でおしゃべりをしてきた成果でもあると思います。また、チューター制度の良い点として、チューターさんを介して今まで話したことのなかった留学生との交流が実現し、新しい人間関係を大学内で築くことができたということが挙げられると思います!

 

以上が私の体験談になりますが、上述の通り、私は①G30講義を受講し、さらに②チューター制度を活用することで、英語力や留学生との交友関係、自信といった様々なものを得ることができました。なので、せっかく個性豊かな人々が集まる、国際色豊かな名古屋大学に所属しているのに、G30講義・チューター制度を活用しないで大学生活を終えてしまうのは、もったいないと思います!

ぜひ、この体験談を読んでくださった方には、トライしてもらいたいです🙂

 


加藤様、本当に、素敵な体験談ありがとうございます。留学についても詳しく知りたくなってしまいますね。引き続き、G30講義や、NU-EMIを活用して、大学生活をますます充実させてくださいね。 (JH)