「NU-EMI体験談」経済学部3年(現在留学中)奥田晃基さん

こんにちは。今日は、NU-EMIを利用してG30講義を何回もとって、3人のチューターの個人指導も経験され、現在カナダに留学中の奥田さんに体験談を書いていただきました。NU-EMIを活用して、G30講義を受講して得られたこと、留学に役立ったこと、留学のエピソードや写真もたくさんシェアしてくださいましたよ。

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<NU-EMI 体験談>  

私はこれまで3回、NU-EMIを通じてG30の講義を履修しました。履修した授業は専攻の経済学部の授業を2つと、法学部の授業を1つです。そして、これまで11でのチューターとのセッションや22でのグループでのセッションなどのサポートを受けました。

NU-EMIを通じてG30の講義を履修して良かったと思える点は3つあります。

まず、現在私はカナダの大学に交換留学をしているのですが、G30の講義がとても役に立っています。名古屋大学にいるうちに英語での授業に慣れたことで最初の学期からスムーズに授業についていくことができました。また、経済学の専門用語を英語で理解できるようになってから留学に臨めたため、レベルが高い講義や難しい内容を学ぶときでも対応できています。また、チューターの方々と英語で話していたため、カナダに来てからも現地の友達が作りやすかったです。

次にチューターとなってくれたG30の学生と友達になれたことです。チューターの学生たちは皆とても親切です。良い成績が取れるように私がしっかりと理解できるまで何度も教えてくれました。また、チューターとは1122など少人数でのセッションをしたため、会う時間や会う場所を相談し、柔軟に対応してもらえました。通常の授業を履修していると留学生と知り合える機会はほとんどありません。NU-EMIは色々な国から来ている学生と友達になれる良い機会だと思います。

最後にG30プログラムの授業がとても良かったです。授業は少人数で、先生や周りの学生との距離感が近いです。小テストや課題が定期的にあり勉強のモチベーションとなりました。また、授業で取り上げられた内容の範囲が広く様々なことが学べました。

NU-EMIは全名大生に利用することをお勧めしたいプロジェクトです。特に留学を考えている人は是非NU-EMIを通じてG30の授業を履修してみてください。

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<カルガリー留学エピソード>

カルガリーという都市は天然資源で有名な都市であるため、現地では主に資源・エネルギーに関する授業を履修しています。例えば、石油経済学や天然ガス市場の授業では枯渇性資源に関する定番のモデルについて学び、その後様々な論文を読み、石油・天然ガス市場について学んでいます。資源・エネルギーの分野について経済学からアプローチするような授業は名古屋大学では開講されていなかったためとても有意義な時間を過ごせています。

 

カナダは多数の人種によって成り立っている国であるため、現地では様々な国からの友達ができました。カナダ人はよく言われているように本当にフレンドリーです。カルガリー大学における日本人学生の数は少なめだと思います。交換留学生や語学留学のために来ている日本人学生はいますが、私が履修していた8つの授業には日本人学生は1人もいませんでした。周りにはカナダ人の他に、香港、パキスタン、イラン、UAEといったアジアから来た学生が多かったです。

 

カルガリーは車社会です。電車やバスによる公共交通サービスは提供されているものの利用者は少なく、まだまだ不便です。その点、名古屋の公共交通機関の利便性とは大きく異なり驚きました。現地の学生は車を持っている人が多く、持ってない人は公共交通手段の他にUberをよく使っていました。

 

大学のキャンパスはとても広く、日本でも有数の広さを誇る名古屋大学の東山キャンパスよりも広々とした感じです。建物も改築されているところが多く、新しく快適です。現地の学生のほとんどはジムを利用しています。キャンパス内にも学生が無料で使える大きなジムがあり設備も充実しています。また、勉強できる場所も多く、特に中央図書館は6階建てで席数も多いです。食堂は主に寮に住んでいる人が利用します。ブッフェ形式になっていて、様々な種類の食べ物をたくさん食べることができます。それ以外に、フードコートがキャンパスの真ん中にあり、そこでご飯を食べることが多いです。フードコートにはハンバーガー屋や中華、韓国料理、日本食などの他にもベトナム料理やギリシャ料理のお店もあります。

 

カルガリーは自然と都市が融合した暮らしやすい街です。カルガリーの公園は、日本の公園よりも規模が遥かに大きいため、休日は公園でのんびり過ごすことが多いです。ただし、カルガリーの冬は気温がマイナス30度くらいまで落ちる日もあり、外に出かけることは少なくなります。映画館はほぼ全ての席がリクライニングシートにも関わらず料金が日本の通常料金と同じなのでお得感があります。そのため、よく休日に映画を見に行きます。

←図書 

Shouldice Park

Bowmont Park

Nose Hill park

 ←食堂でプーティンが出た時

 

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奥田さん、たくさんの情報をシェアしてくださり、ありがとうございました。写真を見ると、豊かで広大な美しい自然の中、まるで違う世界で学ばれていることがわかりますね。引き続き、留学生活を満喫してくださいね。(JH)