元NU-EMI受講生からの体験談&近況報告〜 バージニア大学大学院 田中彬義さん

みなさん、こんにちは。

今日はNU-EMIを受講されていて、名大卒業後にアメリカのバージニア大学の大学院に進学されている田中さんからお便りをいただきました。

大学院進学生活と、NU-EMIをどのように利用されたか、書いていただけましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

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NUEMI受講生で、2022年6月から米・バージニア大学の電気工学で博士課程に在籍している田中彬義です。(2022年春に工学部電情を卒業)

 

昨年末に名大で開催された海外大学院留学説明会の際にお声がけ頂き、体験談を書かせていただいています。NUEMIでの経験が英語学習、大学院での生活に非常に役立っているのでそのお話とバージニア大学について共有したいと思います。

また、出願や大学院での生活にもっと興味がある方は私の留学を支援して頂いている船井財団の報告書をご覧いただければ嬉しいです!
https://funaifoundation.jp/grantee.php?id=392&type=phd

 

突然ですが、皆さんは英語で数式表現(e.g. )をぱっと言うことはできますか?

 

恥ずかしながらNUEMIを受ける以前の私は正しく知りませんでした。日本語ではなんてことないことが英語になった途端にできなくなるなんてことはあるあるですね。私は特にこの点についてNUEMIを通して自然と身についたと思います。講義で当たり前のように数式表現が扱われるのはもちろんのこと、講義に付随した演習授業(数週に一回解法解説をする必要があった)を取った際には数式表現を駆使して発表する必要があるので大変でしたが、すごくいい経験でした。また、チューターさんたちは優しくどんな初歩的なことでも丁寧に教えてくれたのでチューターとの1on1も非常に充実していました。週1回1時間、英語授業とは違いカジュアルな雰囲気で英語を話す機会が自然とできたこともよかったことの一つです。

 

現在の大学院での授業では当たり前のように数式表現を使うのはもちろんのこと、授業スタイルもどちらかといえばG30の授業に近いと感じています。研究での指導教官、同僚とのディスカッションにもその経験は活きています。英語学習に留まらず、NUEMIのおかげで海外大学院へ進学するいい準備ができたと感謝しています。

 

私もやはり英語で受講することにややハードルを感じたり、通常の授業+αで頑張る必要があったりとNUEMIに参加することに正直躊躇いがありました。同じように感じている方が少なからずいるのではないでしょうか?そう感じるのはごく自然なことだと思います。ですが、NUEMIを通じて得られる英語力や胆力は今後留学をするしないにかかわらずとても大切なことだと思います。ぜひ皆さんも自らのコンフォートゾーンから抜け出してチャレンジしてみることをおすすめしたいです!

 

私のいるバージニア大学(通称:UVA)は日本での知名度はないのですが、アメリカ国内では比較的知名度があるようで、US News ranking 2023の国内大学ランキングでは25位、公立大学ランキングではUC Berkley, UCLAに次いでミシガンと並び3位にランクインしています。キャンパスは非常に歴史があり、(全米で唯一?)世界遺産にも登録されています。

Rotundaと呼ばれるメインキャンパス

 

首都・ワシントンDCから車で2時間と田舎に立地することもあり、日常生活で日本人とすれ違うことはまずないので、英語でサバイバルするにはうってつけの環境です。(MBALaw schoolには複数の日本人がいるそう)

どちらかといえば文系に強みを持つ大学ですが、ぜひ進学先としてバージニア大学も検討してみてはいかがでしょうか?

とても自然豊かなのでハイキングや未経験でも馬に乗ったりできます!

 

もし海外大学院について具体的な話が聞きたい、出願について相談したいということがあればいつでもご連絡ください!(afv4hc[at]virginia.edu)

 

例年夏と冬に開催しているので今回参加できなかった方はぜひ次回参加してくださると嬉しいです!(米国大学院学生会:https://gakuiryugaku.net/

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田中様、素敵な体験談ありがとうございました! 世界遺産に登録されているキャンパスって、すごいですね。

NU-EMIを世界へ飛び立つツールに使っていただけてとても嬉しいです。これからも、ますますアメリカの生活を満喫してくださいね。(JH)