「NU-EMI体験談」 理学部2年 Kさん

みなさま、こんにちは。

お元気ですか?毎日の酷暑、どのようにお過ごしでしょうか?夏休みを楽しんでいますか?

さて、今日は春学期にG30講義を受講された2年生のKさんから、G30授業体験記が届きましたのでご紹介しますね。

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NUEMI 体験談

受けた講義:Biophysics(生物物理学) 担当教員 Florence Tama先生

講義の形式:対面

・講義の内容

この講義は、生物学を、物理を使って紐解いていこうというスタンスですが、僕の感想としては、あまり物理をガッツリ使っている感じはしませんでした。(僕があまりよくわかっていないだけで、実際は使っているかもしれません)初めのうちは分子間力などの話が多く、物理というより化学の内容がよく出てきました。その後熱力学を学びましたが、基本的な部分を予習していれば問題なくついていけました。(僕は「演習しよう 熱・統計力学」で予習していました)統計力学は、あまりガッツリ使わなかったように感じます。また、VMDという、分子のシミュレーションなどができるものを使って、実際の論文に書いてある内容の検証などもしました。VMDではパソコンを使いますが、プログラミングができる必要などは全くないと思います。

・講義の進め方、質問

講義は教授が前に立ち、スライドを使って説明するという形でした。講義中に質問をしようと思えば、いつでも質問できるような雰囲気がありました。毎回講義中に平均3回ほど質問をする学生がいて、熱心だなあと素直に尊敬しました。僕は講義について行くのに必死で、質問もあまり浮かびませんでした。

・課題や成績

毎回講義の後にレポートが出されました。一見、講義の内容を聞いていれば解けそうな問題に見えますが、取り組み始めると意外と難しく感じます。チューターさんのサポートがなければ、最後までやり切れなかったかもしれません。また、3回ほどのVMDのレポートと、期末レポートがあり、これらが成績の大部分を占めています。これらはどうすれば正解なのかもよくわからないので、とりあえず自分なりにまとめ、提出することが大事だと思います。

・この講義を受講しようと思っている人へ

この講義は、ガリガリ数式を計算したいという人にはあまり好まれないかもしれません。むしろ、物理や化学が生物とどう繋がっているのかということを大まかに理解したいという人にはお勧めできると思います。教授が使う英語は難解でなく、聞き取りやすい方だと思います。週に1回講義に出るだけだと聞き取れるようにはなりにくいので、講義がなくても毎日英語を聞くことをお勧めします。

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講義について細かく教えていただきありがとうございました。また、Kさんに、毎日英語を聞くおすすめの方法をお尋ねしたところ、以下のように教えてもらえましたよ。

毎朝英語の単語クイズを30問、アプリを使って行っていました。使っていた単語帳は、「TOEFLテスト英単語3800」です。また、講義で出てきた英単語はメモしておき、次の講義までには覚えておくように心がけていました。ただ、これでもまだまだ足りなかったように思うので、さらにリスニングの時間を作るなどすべきだと思います。

すごく努力されているのですね。英語はたくさん見たり、聞いたり触れることが大事なのですね。

シェアしていただき、ありがとうございました!(JH)