「NU-EMI体験談」文学部2年 伊藤さゆりさん
みなさま、お元気でしたか?久しぶりのNewsです。
まだ暑いのですが、気持ちは秋よりになってきませんか?履修手続きも始まり、いよいよ秋学期が近づいてきましたね。
さて、今日は春学期にG30講義を受講された伊藤さんから体験談をいただいておりますので、ご紹介いたします。
G30講義を頑張って受講したのがとても伝わってきます。チューターのサポートはとても大切というのもわかります。
たくさんのことが得られたようですね!
ぜひ皆様のご参考にしてくださいね。
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NUEMI体験談
文学部2年 伊藤さゆり
私は2022年春学期に、G30の講義とチューターさんの個別指導を受講しました。受講した講義は、David Green先生の「政治学」(全学教養科目)です。講義、個別指導の両方について体験談を紹介したいと思います。
講義は、コロナウイルスの影響もあり、初めはオンデマンド形式で行われていました。6月の中旬から対面授業に切り替わりました。講義で大変だったことは、予習や課題です。毎回の講義の前に、教科書約20ページ分の読み物が配布されました。講義では先生の話すスピードが速く、かつ内容も盛りだくさんでノートを取るのが大変でした。課題は、語句について説明するものと、講義に関連にした問いについて、自分の意見を述べるものの2種類がありました。語句の説明は6題、自分の意見を述べる問いは3題ほどあったため、毎週6~7時間、多いときは10時間ほどかけて課題に取り組んでいました。
課題に取り組むにあたって、チューターさんのサポートが本当に助けになりました。はじめは課題の問いに対して1,2文で短く答えており、先生からの評価が高くありませんでした。チューターさんに課題を見ていただき、語句の説明の仕方、自分の意見を述べるときの文の組み立て方や構造について教えてくださりました。文法的なミスから、講義の内容にいかに関連付けて主張するかなど、幅広く丁寧に教えてくださり、講義が終了するころにはライティング力の向上を実感できました。課題の評価もあがり、チューターさんには本当に感謝しています。
また、最も大変だったのは試験です。試験は、問いが4つ出題され、1週間の期限内Wordでして提出する、というものでした。1つ1つの問いに対してA42枚ほど論じる必要があり、英語で長文を書いた経験がない私は苦戦しました。しかし、試験についてもチューターさんがサポートしてくださりました。A42枚書けることがなく回答が短くなってしまった問いに対して、どのように話しを広げて記述するのか、他の視点はないか、などポイントを教えてくださりました。また、「引用」の記述方法についても、一から丁寧に教えていただきました。想像以上に引用を厳密に示す必要がありとても大変でしたが、今後留学にチャレンジすることを考えると非常に良い経験だったと思います。
全体を通して、G30の講義やチューターさんの個別指導は大変ためになるものでした。私は、3年の秋より長期留学に行くことを目指しています。海外留学室に個別相談に行った際にすすめられたのがきっかけで、G30の講義を受講しました。受講してみて、求められるアウトプット量の多さ、授業では自分から積極的に発言することの重要性等、海外の授業の雰囲気を知ることができました。また、チューターさんとの個別指導を通して、英語のレポート作成方法を学び、ライティングスキルの向上を実感できました。NUEMIプロジェクトを通して、海外留学についてイメージがより具体的になり、以前より英語を使うことに対して自信を持てるようになりました。受講する前は、1人で留学生の授業に交じることへの不安が大きかったですが、サポートしてくださる方が皆優しく、無事に全ての講義を受けきることができました。少しでも英語の講義にチャレンジしてみたい、留学に行く前に英語の授業を体験したい、と思う方には是非おすすめしたいです。最後になりましたが、NUEMIオフィスの皆様、チューターさん、先生、沢山のサポートをありがとうございました。
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伊藤様、こちらこそ貴重な体験談をシェアしてくださって、ありがとうございました。少しでも受講のお力になれたのであれば、とても嬉しいです。もしよかったら、また別のG30講義もチャレンジしてくださいね。そして、来年留学したら、ぜひその経験も聞かせてくださいね! (JH)